①よく誰にでも守護霊はついているという霊能者のかたがいますが、まったくの誤りです。守護霊は、高級霊です。ですから、霊的環境としての不浄を嫌います。当然です。 したがって、守護霊、守護神を持つためには、まず、自分の霊的環境を完全浄化しなければいけないのです。 自分の霊的環境、つまり、自分に憑依している霊障、不成仏霊をすべて完全に成仏させなければいけないのです。 多数の霊障、不成仏霊に憑依されている人に、守護霊がつくはずがありません。 ですから、まず、自分の霊障、不成仏霊を、完全成仏させなければいけないのです。 そうでなければ、守護霊、守護神は、持てないのです。 霊障とは、霊の障り(さわり)のことです。ご先祖あるいは、親類縁者のかたなどがきちんと成仏されておらず、子孫に助けを求めて憑依してしまったり、あるいは、先祖が他者から強い恨みを受けたことがあり、その恨みが残っていて子孫に祟ったりする場合のことです。よく七代まで祟ると言います。不成仏霊は、霊障までは発していないが、きちんと成仏されておらず、子孫に憑依して悪影響を与えている場合です。 現代人は、ほとんどの人が、10体以上の不成仏霊、霊障を抱えているのが現状なのです。 七代まで影響があるとしても、相当な数のご先祖になりますので、当然のことだと思われます。 それでは、どうすれば不成仏霊を成仏させることができるでしょうか? それには、仏教の「 解脱成仏法 」しか手がありません。 死者を解脱成仏させるという発想、概念自体が仏教にしか無く、他の宗教には無いのです。 それでは、どんな解脱成仏法が良いのでしょうか? 最強の解脱成仏法は、チベット仏教にしかないそうです。 どんな凶悪な死者の霊障をも成仏させる、高度の解脱成仏法は、チベット仏教にしか存在しないそうです。 チベット仏教の霊的な知識は、他の追随を絶対に許さないそうです。他の宗教、宗派は、この点、反省すべきです。完成された死者の供養法が無いのですから。知らないのですから、やむを得ないと思いますが、もっとチベット仏教を勉強すべきだと思います。 完成された解脱成仏法は、チベット仏教の秘法の伝授を受けた僧侶にしかできないのです。この秘法の伝授を受けた僧侶は、日本には阿含宗(あごんしゅう)管長 桐山靖雄大僧正お一人しかいません。